免疫力を高めるカギを握る良質な睡眠のとり方 寝具のプロが解説します - わたしの眠りいなべ

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#睡眠 2020.04.10

免疫力を高めるカギを握る良質な睡眠のとり方 寝具のプロが解説します

前回のお話で、質の良い睡眠をとることで免疫力が上がること、そしてそのメカニズムについてご説明させて頂きました。

しかし、質の良い睡眠をとろうと意識するだけでそれができる訳ではありません。

では実践するにはどうすればいいのでしょうか?

前回も触れましたが、ポイントは3つ。

・入眠後の最初の90分

・途中で目を覚まさない

・規則正しい生活を送る

でしたね。

今回はそのための具体的な方法を解説してまいります。

スムースに入眠するには

自分に合った枕を

枕のベストポジションを探してなかなか眠れないなんてことは誰にでもあることですよね。

寝ようとする時に一番気になってしまうのは枕であることが多いようです。

既製品の枕は一般化した高さや形をしているので、何となく合っているようだけど実は合っていないことが多いのです。

ご自身に合わせた枕、つまりオーダーメイド枕を使うことで寝入り端のストレスを軽くすることができますし、睡眠中の体への負担(特に首や肩)も軽減できます。

 体に負担をかけないマットレスを

硬すぎるマットレスを使っていると、身体が沈み込まないので、一部だけが接地することになってしまいます。

すると、仰向けの時はお尻や肩甲骨、横向きの時には肩や腰に大きな負担がかかってしまいます。

また、柔らかすぎるマットレスを使っていると、一番重い腰の部分が沈み込んで「くの字」の姿勢になってしまいます。

長時間「くの字」の姿勢でいると、腰に負担がかかり腰痛発生の原因となります。

背中が痛くて、腰が痛くて、いざ寝ようと思ってもなかなか寝付けないこともよくあります。

また、睡眠中にはその負荷を一か所に集中させないようにするため、人は寝返りを打ちます。

過度な負荷は過度な寝返りを助長し、睡眠を浅くする原因となってしまいますので、体圧をうまく分散し、正しい寝姿勢をキープすることのできるマットレスを選びましょう。

睡眠中のストレスを減らすには

 気温や湿度を考慮すること

人は睡眠中にコップ2杯分の汗をかきます。

最初は気持ちよく眠っていても、かいた汗はふとんの中で湿気となり、過度の湿気は心身のストレスを高め質の良い睡眠の邪魔をします。

途中で寝苦しくなって目が覚めてしまった経験は誰にでもあるかと思います。

なので、うまく湿気を吸収し逃がすことができる素材のふとん、毛布、パジャマのご使用をオススメします。

掛けふとんや毛布は温かさだけでなく、湿気のコントロールを意味する吸湿発散性にも注目しましょう。

羽毛やシルク、ウールのような天然素材は吸湿発散性に優れています。

・羽毛ふとん

上から掛けるふとんは軽くて暖かいことが大切です。

羽毛ふとんはその条件にピッタリ当てはまります。

睡眠中の8時間もの間、重たいものが乗っかっているのはそれだけでストレスになりますよね。

また、軽い方が寝返りをうちやすいので眠りの邪魔をすることもありません。

 ・真綿ふとん

特にオススメはシルクでできた「真綿ふとん」です。

シルク独特のさらりとした感触はとても気持ちよく、湿気の多い梅雨でもベタつくことがありません。

夏でも冬でも一年中使うことができるので、コストパフォーマンスも高い優れモノです。

 

 

  ・ムートン

また、敷き物では羊の毛から作られている「ムートン」をオススメします。

天然のエアコンと呼ばれるくらい湿気のコントロールが得意で、体圧分散にも優れています。

そして何より気持ちいい。

真綿にしてもムートンにしても、肌で気持ちいいと感じることは脳をリラックスさせ、ストレスを発散させてくれます。

それが特に質の良い睡眠に繋がるのです。

 

 ベッドを使う(すのこタイプがオススメ)

床上30cmの空間には溜まるんです。

何が溜まるかと言えば、夏はべたつく湿気が、冬は一層冷えた空気が、一年を通してホコリやチリを多く含んだ空気が、です。

これらは快適でノンストレスな睡眠を邪魔する要因になります。

人生の3分の1の時間を睡眠に費やすのですから、可能な限りベストな環境に身を置きながら眠りたいものですね。

30cmの差なんて大した違いはないと思われがちですが、80歳まで生きれば27年間も眠っている計算になりますので、積もり積もって後々大きな差になって表れてくるのです。

床板が「すのこ」のベッドをオススメするのは、蒸れを抑えてくれることと、マットレスの耐久性を下げないためにも通気性の良いものを使って頂きたいからです。

規則正しい生活で睡眠力を上げる

つまるところ、質の良い眠りのためには、いかに外的なストレスを小さくするかがポイントです。

しかし、不摂生で体内の状態やリズムが乱れていると、それも十分とは言えなくなってしまいます。

規則正しくリズムよく生活を送り、バランスの取れた食事と適度な運動を心がけることで睡眠の質はさらに向上します。

ウイルスに負けず、健康的で活発な日常を送るためにも今日から始めましょう、快眠生活を!

私たちは寝具を通して皆さまの快眠生活のお手伝いをさせて頂いております。

今のところ寝具に対して特に不満はないという方も、一度寝具店に足を運んでみてはいかがでしょうか?

実際にマットレスやムートンに横になってみたり、真綿や羽毛ふとんを掛け比べてみたりするとその気持ちよさで寝具の真価がお分かりになるかと思います。

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