夏の寝汗はマットレスや敷ふとんの大敵! 寝汗対策で寝具を長く気持ちよく使いましょう!
日本の夏の特徴は「猛暑」と「高い湿度」ですね。
まず「暑さ」によって人は汗をかきます。
そして「湿度」が高いとかいた汗がなかなか引いてくれません。
つまり夏と言えば「汗」!なんです!
汗や湿気は寝具の大敵!!
ご愛用の寝具を長くお使いになるために寝汗対策が必要になります。
今回は敷ふとんやマットレスなど敷き寝具の寝汗対策について解説してまいります。
睡眠中でも汗をかく
一晩にかく汗の量
あまり実感はないかもしれませんが、誰でも寝ている間にコップ1杯ほどの汗をかいています。
夏でも冬でも関係なく少なくとも一定量の汗をかきます。
もちろん夏であればその量は増え、一般的に冬の2~3倍、環境によってはそれ以上の量になるそうです
寝汗をかく理由
動いている訳でもないのに何故汗をかくのか?
前述したように冬でも寝汗をかくのは何故なのか?
それは、人は眠りに入るために体温(深部体温)を下げなければならないからです。
要するに「汗をかく→体温が下がる→眠くなる」という流れですね。
ご飯を食べた後やお風呂に入った後に眠くなるのは、一度上がった体温が徐々に下がっていく過程を、身体が眠りに入るための準備だと感じるための反射反応なんです。
敷き寝具に寝汗対策が必要な理由
敷き寝具をざっくりと分けると
・ウレタンマットレス
・コイルマットレス
・敷ふとん
の3つに分けられ、それぞれ寝汗対策が必要な理由があります。
ウレタンマットレス
そもそもウレタンは水分や湿気が劣化の要因になります。
劣化をできるだけ防ぎ、長く使用するには寝汗対策は必須です。
対策をするしないで耐久性に大きな違いが出てきます。
また、ウレタンの特性として透湿性が高いという点が挙げられます。
つまりウレタンは綿などの素材と違って、汗などの水分を吸着せずどんどん下へ落としていくのです。
この透湿性が高いことには利点と欠点がそれぞれあります。
利点…湿気を含んで重くなることはほぼない・ジメっとしない
欠点…ベッドの床板、畳、フローリングがカビたり傷んだりしやすい
特にマットレスを敷きっぱなしにしている場合に欠点が顕著になってしまいますので注意が必要です。
コイルマットレス
コイルマットレスはとにかく重い!
シングルサイズで平均20㎏程度になるそうです。
干すのは当然のこと、立て掛けることすら簡単にはできない代物です。
基本的に洗うこともできないので寝汗対策をしていないと、臭いやカビの温床になってしまいます。
敷ふとん(綿)
綿のふとんは湿気を含むとなかなか乾いてくれないという特徴があります。
湿気を飛ばすため、毎日のように日に干さなければならないのですが、これは結構な手間になりますよね。
また、梅雨時は長雨で干したくても干せない日々が続くこともしばしば。
ふとんの湿気を飛ばさないことには、ふとんが臭いやカビの温床になり、保温力が低下し冷えの原因になったりもします。
具体的な寝汗対策
敷きパットの有用性
ふとんやマットレスにはシーツをかけている方が大半だと思いますが、夏の汗の量はシーツだけではとても防ぎきれません。
シーツは汗を防ぐというより、敷き寝具を汚さないためのアイテムです。
汗が敷き寝具に到達する前に防ぐため敷パットを使ってみて下さい。
夏であればヒンヤリした麻素材の敷きパットが、冬であれば保温力の高いウールの敷きパットがオススメです。
コイルマットレスをご使用の方はベッドパットを併用するのがいいでしょう。
除湿シートの効果
ふとんやマットレスに含まれた汗は、最終的にふとんやマットレスと床(床板)との接地面に溜まります。
ふとんを敷きっぱなしにしていると、その下の床がカビたり畳が傷んだりするのはイメージできますよね。
敷き寝具の下に敷く除湿シートはふとんやマットレスだけでなく、ベッド、畳、フローリングを守ることができます。
特にウレタンマットレスは接地面に水分が溜まりやすく、マットレスの耐久力も考慮すれば除湿シートのご使用をオススメします。
最高峰のムートンシーツ
ムートンとは羊の毛皮そのものを使った敷き寝具です。
見た目は冬用のモノだと思われるかもしれません。
なんせ羊の毛ですからね。
ですが、温度湿度の調整が大得意で夏でも使えます。
夏に使う場合は麻のシーツをかけたりするとベストです。
さらに6千万本ほどの毛の一本一本が身体を支えてくれるので、体圧分散性にも優れているという優れモノなのです。
寝汗対策としても非常に優れている上に、身体への負担の軽減、寝心地、肌触りなど、どの点を取っても敷き寝具として最高峰のスペックを備えています。
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