子供の頃に誰もが親から言われたであろうこのセリフ。

「こたつで寝ると風邪をひくよ！」

季節はそろそろ冬へと差し掛かっています。

夜はもうこたつでぬくぬくしている方もいることでしょう。

こたつに入ると気持ちよくて、ついついそのまま寝入ってしまうことも・・・

しかし、こたつ寝には小さくないリスクがあるんです。

「こたつで寝ると風邪をひく」

実のところ、このことに関して医学的な裏付けはないようです。

ですが、「こたつで寝ても風邪をひかない」という裏付けもないのが現状です。

医学的な裏付けはなくてもある程度類推することはできます。

人は眠りに入る時、身体の深部の体温を下げようとします。

代謝を落として深い眠りにつくわけです。

ですが、こたつに入ったままだと体温が下がりにくくなりますよね。

要するにこたつ寝では深い眠りに入りにくくなる可能性があるんです！

睡眠の質が落ちると免疫力もグンと下がってしまうので、風邪をひきやすくなるというのもあながち間違いではないかもしれません。

人は暑さを感じると汗をかきます。

汗をかいて体を冷やそうとするんですが、こたつの熱で体温が下がらないので大量に汗をかくことになります。

睡眠中は当然水分補給ができないのでどんどん水分が失われていきます。

こたつは脱水症状がおこりやすい環境なんです！

特に高齢の方には注意が必要ですが、若い方でも安心はできません。

身体の水分が失われると、血液の流れが悪くなり心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす可能性もあります。

こたつは眠りを誘うアイテムですが、決して寝具ではありません。

みかんを食べながらゆったり過ごすには最適な環境ですが、眠る場所としてはリスクがあることを覚えておきましょう。

こたつでのうたた寝を防ぐのは難しいのはよく分かります。

私もついついウトウトしてしまうことがありますからね！

ですが、リスクを避け健康的な生活を送るためにも、こたつ寝が習慣になってしまっている方は一定時間にアラームをセットするなど、長時間のこたつ寝を防ぐような対策を心掛けましょう。

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