ムートン(羊の毛皮)というと何を連想しますか？

一般的にはムートンブーツやムートンコートなんでしょうね。

ごめんなさい。

寝具店には置いていません。

寝具店が扱うムートンと言えば「ムートンシーツ」です。

羊毛だからこそのメリットを活かして作られた寝具です。

今回はムートンが寝具としてどれほど優れているのかを解説してまいります。

寝具としてのムートン

肌触りが良く、豪華に見えるので毛足が長い方が優れているように思われがちですが、寝具としてのムートンは短毛です。

これは体重をしっかり支えるには短毛の方が理に適っているからです。

高い密度でしっかりとした弾力としなやかな硬さでなければ身体を支えることはできません。

負担を減らし寝心地UP！！

睡眠中は意識が無くても身体への負担は必ずかかっています。

その負担によるストレスが高くなってくると、人は無意識に寝返りをうちます。

身体に負担のかかりやすい布団やマットレスを使っていると、頻繁に寝返りをうつことになり睡眠の質は低下してしまうのです。

逆に寝返りをあまりうたない方は、負担を逃がすことができずに一晩中ストレスを受け続けることになり、翌朝の身体の傷みに繋がってしまいます。

つまり、布団やマットレスなどの敷き寝具はいかに身体への負担を軽くできるかが肝になるんです。

ムートンシーツは腰がありつつも柔らかい約６千万本の羊毛が身体を支えてくれます。

天然のスプリングが効果的な体圧分散で身体にかかる負担を大幅に軽減。

快適な寝心地を実現します。

また、無数の細かい点で支えることで血行不良を緩和することができるので、腰痛、冷え性の方に特にオススメです。

ムートンは天然のエアコン！！

抜群の保温力で冬でもあったか

羊毛(ウール)が温かいというのは実感として知っている方も多いでしょう。

ウールは天然繊維の中でもトップクラスの水分含有率を誇ります。

要するに、熱伝導率が低いので熱を逃がさず温かいのです。

これが高い保温力の理由です。

その上、ムートンシーツは無数の毛の隙間に空気を含んでいますので、断熱性も高く冬でも温かく眠れるという訳です。

夏でもサラッと気持ちよく

見た目から夏はちょっと・・・と思われがちですが、蒸し暑い夏でもムートンは活躍してくれます。

羊の毛はうろこ状のキューティクルに覆われていて、これが湿気を吸ったり吐きだしたりすることで湿度を調整してくれるんです！

吸湿量は綿の約２倍、化学繊維の数十倍にもなります。

日本の夏が寝苦しいのは、暑さもさることながら湿度が高いことが原因です。

そんな不快な熱帯夜でもムートンが湿気を食べてくれるのでベタつかず、心地よく眠ることができるんです！！

ただ・・・見た目が暑苦しいのは否定できませんので、夏場は麻のシーツをかけておくとヒンヤリ気持ちよくお使いになれますよ。

肌触りがとても気持ちいい！！

肌が触れて気持ちいいという感覚は、ストレスを緩和しリラックス効果があります。

ムートンに触れていることで、就寝時に心を落ち着かせリラックスすることができるので寝入りしやすくなります。

そしてそれは就寝中であっても同じです。

就寝の数時間、いかにリラックスできたかによって翌朝の調子が大きく変わってくるのです。

きっとスッキリと目覚めることができるはずです。

まとめ

これまでお伝えしたようにムートンシーツには様々な睡眠メリットがあります。

天然素材で、身体への負担を軽くして、冬はあったか夏はサラッと、リラックス効果もあり、睡眠の質を格段に上げてくれる。

寝具として最高の素材なんです！！

ムートンシーツをオススメするのは快適な睡眠をお客様に提供する寝具店としては当然のことと言えるでしょう。

お使いのふとんやマットレスの上にムートンシーツを重ねるだけで、それまでとは全く違う寝心地と質の良い睡眠を叶えることができます。

ただでさえヘタな文章でムートンシーツの良さが伝わりにくいと思いますので、ここは是非一度ムートンシーツのご体験にいらっしゃいませんか？

お好きなだけゴロゴロして頂いて構いません！

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