寝苦しい夏の夜、エアコンを使うべきなのか? 疑問にお答えします!
熱帯夜・・・
筆者が一番嫌いな言葉のうちの一つです。
暑くてなかなか寝付けない!
喉が渇いて途中で起きてしまう!
寝汗のせいで目覚めが気持ち悪い!
なんて経験が誰にでもあるかと思います。
その上、蚊の一匹でも部屋に侵入しようものならイライラは最高潮に達します。
このように、夏は外的環境によって睡眠の質、量ともに低下しがちな季節です。
結果的に睡眠不足が夏バテや体調不良に繋がる可能性が十分にあります。
そこで今回は、寝苦しい夏の夜を快適に眠り、元気に乗り切るためのエアコンの使い方をお伝えします。
就寝中のエアコンの使い方
日本の夏にはもはやエアコンは必須と言えます。
夜になっても気温はなかなか下がらず、連日熱帯夜になることも珍しくありません。
冷房の使用は身体に悪いと考える方も多いのでしょう。
確かに極端に室温を下げるのは身体にもお財布にも良くはないのですが・・・
ただ、寝室が睡眠をとるのに適切な気温、湿度でなければ十分な量、質の睡眠をとることはできません。
熱帯夜の環境はその範疇を超えてしまっています。
睡眠不足が続くようでは夏の暑さも相まって疲れが取れず、体力を削られ、食欲を失い、気力を無くし、結局体調を崩すことも。
集中力の低下にも繋がり、仕事や勉強など日中のパフォーマンスに悪影響を与えてしまうこともあるでしょう。
もっと直接的には、高温多湿環境による夜間熱中症にも注意が必要です。
以上のことから、エアコンを使わないことで負うリスクの方が実はずっと高いと言えます。
エアコンはつけっぱなしで!
就寝の際に切タイマーを使用される方も多いかと思います。
寝入り対策としてはタイマーの使用は有効です。
しかし、数時間後に暑くなって目が覚めてしまうこともしばしば。
暑さで汗をかいて目覚めた後に、再びエアコンを使ってしまうと汗が冷えてかえって悪影響を与えることもあります。
「朝までグッスリ」を実現したいのであれば、エアコンはつけっぱなしにするのが良いと言えます。
設定温度は27℃前後
ガッチリ眠るためにエアコンの使用をオススメしますが、キンキンに冷房を効かせすぎるのはやはり良くありません。
冷房による冷えで肩こりや腰痛が発生することもあるようです。
27℃前後としていますが、温度の感じ方は個人差があります。
例えば女性は男性より寒さを感じやすい傾向がありますよね。
温度の感じ方で掛け寝具の選択をすることも大切です。
男性はタオルケットで十分でも、女性はダウンケットを使うとか。
ご夫婦で寝室を一緒にされている場合など、設定温度で揉めることの無いようお願いします!
直接風が当たらないように
エアコンの冷気が直接体に当たってしまうと、設定温度以上に体が冷えてしまいます。
人には自分の体温を調整する仕組みがあります。
しかし、外からの急激な温度変化を与えられると自律神経が乱れてしまうのです。
これにより免疫力の低下、食欲不振、疲労感、下痢便秘など体調不良を引き起こす可能性も。
また、扇風機の風も同じようにずっと当たり続けていると体調を崩す原因になります。
下のイラストのような状態は避けて下さい。
湿度調整も大切
人は睡眠中でも汗をかいています。
汗をかいて深部体温を十分に下げなければ深い眠りにつけないからです。
湿度が高いと汗が蒸発しにくいので、体温を下げられない上に肌はベタベタして気持ち悪いですよね。
日本の夏の不快さは、暑さもさることながら湿度の高さにも起因します。
気温が高くても湿度が低ければ意外と過ごしやすいものです。
寝室の湿度を50%程度に調整することで寝やすい環境を整えましょう。
まとめ
エアコンの使用が身体に悪いというのは、誤った考え方と言えます。
適切な使用方法であれば快眠を促してくれる便利なアイテムです。
一日一日を充実したものとするには、充足した日々の睡眠が不可欠だと言えるでしょう。
つまり、睡眠が乱れがちな夏こそ寝室の環境を整えることが大切です。
無理せず、我慢せず、エアコンの使用をオススメします。
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