こんにちは、静岡県で50年以上続く寝具店「わたしの眠りいなべ」の井鍋です。

 

あなたは、本当に快眠できるベッドの選び方を知っていますか?

ベッドを選ぶ基準は、価格や寝心地はもちろん、素材、デザインのおしゃれさ、サイズ(シングル、セミダブル、ダブル、クイーン)収納のしやすさなど、人それぞれ違うと思います。

寝室のスペースや、体の大きさ、ベッドを使う人数(一人、二人)によっても、ベッドの選び方は変わってきますよね。

 

もし、こんな風に考えているとしたら、せっかく買ったベッドをムダにしてしまうかもしれません。

できるだけ安いベッドがいい
家具のインテリアとしてオシャレなベッドがいい
人気のベッドを選びたい
収納しやすければいい

このようなベッドの選び方をして後悔する方をたくさん見てきました。

実際、私たちのところにたくさんの方がベッド選びの相談に来られています。

せっかくベッドを購入されるのでしたら、あなたにぴったり合うベッドを選んでもらい、毎日ゆったりした気持ちで眠りに入って欲しいと願っています。

 

私たちが、ベッドに寝ている時間は、人生の約3分の1です。

ベッドが自分の体に合っていなくて、寝ているだけで疲れてしまう、肩こりや腰痛になってしまうのでしたら、どれだけデメリットが大きくて、人生をムダにしてしまうのでしょうか。

人生80年のうち3分の1は布団の中

合わないベッドで寝続けることは、1日の疲れを回復して、元気になれるチャンスを逃していることになります。

残りの3分の2の人生にも、非常に良くない影響を与えかねません。

日々の暮らしの中で、睡眠が与える影響をもっと重要視して欲しいんです。

 

私たちが考える理想のベッドは、ベッドで寝ているだけで、短時間でも体力が回復して、元気になって、翌日疲れを感じずに、すっきりと気持ちよく朝を迎えられるようなものです。

ベッドは一度購入すれば、長く使えるものです。

あなたに合った本当に良いベッドを選んで欲しいんです。

 

「少し寝心地が良くなった」くらいではなく、「自分史上、最高の眠り」「いまだ体験したことがない快適な寝心地」を手に入れてください。

寝具店の店主として、数千人を超える方のベッドの相談に乗ってきた経験から、ベッドの選び方の記事を書きました。

ベッドの選び方の大切なポイントを一緒に学んでいきましょう。

ベッドの失敗しない選び方

最初に寝具の基本のことをお話しますと、ベッドとは、マットレスを除いたベッドフレームのことを指しています。

ベッドフレームの素材、構造(ソファタイプ、すのこベッドなど)はさまざまで、最近では豊富な種類が販売されていますね。

 

ベッドを選ぶときに失敗しがちなのは、ベッドだけで自分に合っているかどうかを判断してしまうことです。

実際にはベッドにマットレスを敷いて、ふとんを掛けて、枕と組み合わせて寝るわけです。

 

なので「ベッドは納得したものを選べたのに、自宅で実際に、マットレスや枕と組み合わせて寝てみたら、何だか違和感がありしっくり来なかった、硬すぎたり柔らかすぎたりして思っていた寝心地と違った」ということがあります。

ベッドとマットレスと部屋

ですから、私たちはベッドを探しているお客様に、今まで使っていたベッドはもちろん、枕や敷き布団、マットレスなどについても詳しく聞いています。

 

他にも、以下のようなことを聞いています。

 

使うのは男性ですか? 女性ですか? 大人ですか? 子供ですか?
寝ている部屋は、畳ですか? フローリングですか? ベッドですか?
今までのマットレスはどれくらいの期間使っていますか?
今までの寝具にどんな不満や悩みがありましたか?
今までの寝具にどんな感想がありますか?(硬い、柔らかい、重い、痛い、寒い、沈みこむ、湿気がたまる、耐久性が悪い、ダニで困っていたなど)
睡眠についてどんな悩みがありますか?

 

このようにベッド選びに関係ないと思われるようなことも詳しくお聞きして、睡眠の状態をチェックしています。

しっかり確認しておかないと、本当に自分に合ったベットを選ぶことはできないからです。

 

ベッドは「睡眠環境」の一部分

なぜ、自分に合ったベッドを探しているかというと、よく寝り、良い睡眠が取れるようになりたいからですよね。

腰痛や肩こりで困っていて、ベッドを探している方もいますよね。

 

ただ、せっかく良いベット、自分に合ったベッドを選んだとしても、それでよく寝られなかったら意味がありません。

ベッドさえ良いものを選べばいいのではなく、大事なのは「睡眠環境」です。

ベッドも睡眠環境の一部であって確かに大事なのですが、他にも大事なことがあります。

 

突然、睡眠環境と言われても、ピンとこないかもしれません。

このイラストを見てください。

睡眠を構成する要素

 

睡眠と一言でいっても、色々な要素があって成り立っています。

ベッドなどの寝具の影響はもちろん、部屋の温度、湿度、香り、光、音などによっても決まります。

寝る前の人の状態も関係します。

これら全部を含めて「睡眠環境」といいます。

 

なので、本当に自分に合ったベッドを選ぼうと思ったら、睡眠環境のことを良く知った上で、選んだ方がいいのです。

ポイントは、寝ている部屋が快適であるか、ゆったり寝られる雰囲気があるかなど、あなたの五感を使ってチェックしてみてください。

 

とはいっても、今までそんなことを意識もしたことがない人にとっては、難しいかもしれません。

信頼のできる寝具店でプロに相談をして、ベッドを選んだ方がいいです。

そうすれば、自分では知らないこと、分からないことも、しっかり指摘してるので、安心してベッドを選ぶことができます。

餅は餅屋といいますが、睡眠についても、プロに聞くのが早いですし、効果も出やすいんですね。

 

また最近では、睡眠環境について、詳しく調べることができて、どうしたらよく寝られるようになるのかアドバイスをくれるサービスもあります。

詳しくは以下の、ねむりの相談所のホームページをご覧ください。

ねむりの相談所では、寝ているときの体温、布団の中の湿度、寝返りを打った回数などを詳細に調べることができます。

→ねむりの相談所のホームページ(東京西川)

(2018年初夏以降、わたしの眠りいなべでも、ねむりの相談所を利用できます)

ねむりの相談所

 

ベッドで重要なのは体圧分散

さて、睡眠環境が大事だということを踏まえた上で、ベッドの選び方の最大のポイントを紹介しておきます。

ベッドは「どれだけ体圧分散をしてくれるのか?」で選んでください。

 

体圧分散とは、自分の体重を分散してくれる機能のことです。

こちらのイラストをご覧ください。

&Free体圧分散機能

 

濃い色ほど圧力がかかっていて、身体のそれぞれの部位を圧迫しているということです。

左が体圧分散が高い状態で、右に比べると圧力が体全体に分散しているのが分かると思います。

体圧分散の機能が高まっていくと、体が当たっている部分に、ほとんど圧力を感じづらくなります。

 

逆に体圧分散が低いと、とくに肩周りや、おしりに極端に圧力がかかってしまい、朝起きた時に腰痛、肩こり、身体の違和感の原因になることもあるんですね。

 

しっかりと体圧分散してくれるベッドなら、まるで水の上に浮いているような気持ちよさです。

どんな姿勢で寝ていても、寝返りを打っても、体のどこにもストレスを感じないでしょう。

理想の寝姿勢

 

ベッドの体圧分散と、呼吸の意外な関係とは?

体圧分散のできるベッドをおすすめしている理由は、寝心地がいいからだけではありません。

体圧分散がされて、リラックスした状態で寝ることができると、背骨がS字カーブを描くような自然な状態になります。

人間の身体は、背骨がS字カーブを描いているときに、「深い呼吸」ができるような構造をしています。

立ち姿勢と寝姿勢

ここで、呼吸と寝姿勢の関係についてチェックしてみましょう。

試しに、硬い床の上に、あお向けて寝てみてください。

硬い床で、体が圧迫されて、腰や肩が痛くなってきますよね。

そして、深呼吸をすると、なんとなく呼吸がしづらくなっているのが分かると思います。

 

これでは寝ている間、ずっと身体が緊張していて休まりません。

そして、呼吸がしにくいため、身体に酸素を取り入れにくく、酸欠状態でいることになります。

 

「呼吸とか酸素不足と言われても、普通に呼吸しているんだけど」と思う方もいますよね。

私たちは、意識しなくても当たり前に呼吸をしているので、呼吸の大事さをわかっていないのです。

 

「すべての病気の原因は酸素不足にある」

野口英世博士

野口英世博士の言葉です。

「すべての病気の原因は酸素不足にある」と言ったのです。

 

私たちは呼吸によって、酸素を体内に取り入れています。

床に寝るというのは極端だとしても、体に合わない寝具で寝ていたら、呼吸が浅くなって酸素不足になり、体に悪影響であることは変わりません。

 

睡眠時間が7~8時間だとして、その時間を常に酸欠状態で過ごすことになります。

しかも怖いことに、酸素不足であることに本人は全く気づいていないのです。

 

では、どうすればいいのか?

体圧を分散して、背骨がS字カーブを描いた状態で寝ることができると、身体がリラックスして、深い呼吸ができるようになります。

 

体が自然のリズムに戻ると、1分18回の深い腹式呼吸ができる

私たちが考えている理想の睡眠は、体が自然のリズムに戻ることです。

人間が寝ているときにリラックスして深い呼吸ができると、1分間に18回の呼吸をします。

 

実は、「1分間に18回」は自然のリズムなんですね。

太陽は1分間に18回のリズムで熱放射をします。

海も1分間に18回の波の打ち引きを繰り返します。

海の潮の満ち引き

本当に良い寝具を使って眠ることができると、背骨が整った状態になります。

すると、体は自然のリズムである1分間に18回の深い呼吸をすることができるのです。

 

酸素を身体に取り入れることができるので、翌朝、しっかり回復した状態で、1日を迎えることができるようになります。

本当にいい寝具というのは、日常の緊張やストレスから解放されて、自然のリズムに戻れるような睡眠環境を作れるものだと思っています。

ベッドとマットレスはセットで

せっかく良いベッドを買っても、その上に良くない敷き布団やマットレスを乗せてしまうと、結局は効果を感じられなくなってしまいます。

マットレスもセットで買うことを検討しましょう。

 

睡眠への影響の度合いを数字で表すなら、ベッドが「3」なら、マットレスは「10」です。

マットレスの睡眠への影響の大きさが分かりますね。

 

なので、ベッドを買うのであれば、マットレスも同時に良いものを選んだ方がいいですね。

もし、セットで買うのが予算として難しいのであれば、マットレスだけ先に買うことをおすすめしています。

マットレスについては、こちらに詳しくまとめているので、参考にしてください。

→ おすすめのマットレス

 

また、ベッドの中には、マットレスの効果をより高めてくれるようなものもあります。

逆に、マットレスの効果を下げてしまうベッドもあります。

ベッドを選ぶときには、マットレスとの組み合わせをよく考えて選びましょう。

ベッドとマットレス

ベッドはマットレスの体圧分散の機能をさらに高めてくれるものを選ぶ

より身体に近いところにあるため、マットレスの方が寝心地への影響が大きいのは何となくわかると思います。

ベッドでも体圧分散が大事だったように、マットレスも体圧分散ができるものを選ぶのがオススメです。

 

さらに、マットレスの体圧分散をより高めてくれるようなベッドもあります。

ベッドでも、マットレスでも体圧分散を高めていく、という視点で選ぶといいですね。

しかし、マットレスで体圧分散ができるものが多いのですが、ベッド自体に体圧分散の機能があるものは今までほとんどありませんでした。

今回は体圧分散の機能を持った、私たちオススメのベッドを紹介します。

体圧分散ができるベッド「キネティック」

キネティック ベッド

キネティックは、イタリアの三大寝具メーカーのひとつ「ノッティンブル」のベッドです。

このキネティックには、ベッド自体に体圧分散の機能がついています。

寝ている人の体型に合わせて、形状が変化するので、寝ている間に体に負担をかけません。

 

イタリアでは医療機器としても認定されており、長期にわたって入院されている患者さんの床づれが大きくならないなどの成果が出ています。

つまり、このキネティックで寝るだけで、体にかかる負担が軽減するのです。

朝起きたとき、スッキリとした状態で目が覚めることができるようになります。

腰痛や肩こりでお悩みの方にもおすすめできます。

キネティックの構造

 

さらに詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

→「キネティック」

 

キネティックに最適のマットレスは「アナトミック」

アナトミック マットレス

このキネティック(ベッド)の上に、体圧分散をしてくれるマットレスを乗せることで、さらに寝心地が良くなります。

キネティックに組み合わせるのには、最適なマットレスがあります。

それが「アナトミック(マットレス)」です。

アナトミック マットレスの断面構造

アナトミックは、キネティックを開発したメーカーであるノッティンブルで販売されているマットレスです。

だから、ベッドのマットレスの相性がよくて、とてもおすすめできるんです。

→「アナトミック」マットレス

ベッドは人生の充実を決める

私たちは人生の約3分の1の時間を睡眠に使っています。

人生の3分の1は睡眠

睡眠は、単に疲れを取るためのもの、ではありません。

翌日あなたが元気に活動していくためにも、とても大切な時間です。

 

睡眠の質によって、人生が充実していくかどうかが決まるといっても大げさではないでしょう。

その大切な時間に共にいるのが「寝具」です。

 

たとえば、「車」に乗っている時間は、一生のうち2~3年です。

車を買う時は、何度もお店に行って試乗したり、納得がいくまでこだわる方もいますよね。

車検代なども合わせると一生のうちに平均2000万円も、車に支払っているといわれています。

 

一方で「寝具」はどうでしょうか?

人生の3分の1の時間を寝具と共に過ごします。

たとえば80歳まで生きる方なら27年間も一緒に過ごすのに、ほとんどこだわっていない人が多いのではないでしょうか。

カビた布団

中には全くメンテナンスをしない、カビた布団で寝ている方もいます。

実際、私が若い頃、布団の修行に行っていたときには、寝具の扱いに唖然としたことがあります。

布団の修行

立派な家に住んでいる方でも、何もしないで10年、15年と一つの敷布団やマットレスを使っていることはしょっちゅうでした。

直接は触れないような、ひどい状態のお布団を使っている方も多くいました。

あるご家庭に、スプリングのマットレス交換に、伺ったときにはこんなこともありました。

ベッドからおろしたマットレスをひっくり返してみると、そこには真っ黒に変色した下地に、白と緑のカビがいたる所にびっしりあったのです。

 

わたしの父は、寝具職人で徹底的にこだわった本当に品質の高い布団を作っていました。

いなべ社長の父

この寝具で眠れば本当にいい眠りができるのに、もっと元気に過ごせる人が増えるのに。

でも、現実では寝具は雑に扱われている・・・。

 

こんな経験をして、本気で眠りの業界を変えていきたいと決めたんです。

より多くの人に、正しい眠りをしてほしい。

私の想いは大きく、そして強くなるばかりでした。

 

良い寝具があると、毎日寝るのが楽しみになります。

日中にいろいろあったとしても、布団に入るだけでリラックスして、イヤな想いは消えて、毎朝スッキリと目覚めることができるようになります。

 

あなたも、晴れた日に干したふかふかの布団に包まれた、何とも幸せな気持ちを感じたことがありますよね。

人生の3分の1にこだわることは、残りの3分の2にもこだわることなのです。

だから、寝具選びは妥協せずに、徹底的にこだわってみてください。

寝具は、あなたの人生と共に歩んでくれる大切なパートナーになっていきますから。

 

ベッドを試したい方は「わたしの眠りいなべ」へ

わたしの眠りいなべ店内

実際にベッドの寝心地を試してみたい方は、わたしの眠りいなべにお越しください。

このページで紹介したキネティック(ベッド)で寝たとき、どれだけ寝心地が変わるのか体験することもできるマシンもあります。

このマシンは貴重なもので、日本では唯一「わたしの眠りいなべ」にしか置いてありません。

先日、整体を仕事にしている身体のプロの方が、キネティックのマシンで寝て、寝心地の違いに驚いていました。

それだけの違いがあるので、あなたにも実感して欲しいんです。

 

寝心地だけはインターネットでは伝えきれず、実際に、あなたの体で試してみないと分かりません。

ただ試していただくだけではなくて、眠りについての疑問や悩みがあれば、遠慮しないで何でも相談してください。

私たちのお店では、スタッフも販売している商品を使っているので、寝具の細かい所までアドバイスができるんです。

(アドバイスはしますが、無理に寝具をすすめたりすることはありませんので、ご安心ください)

 

実際、私たちはこれまで、何千回と睡眠についての相談に乗ってきました。

インターネットで買った商品で寝られなくなったり、腰痛や肩こりで悩んでいたり、本当にいい眠りを求めていたり、さまざまな方にお会いしてきました。

今ではありがたいことに東京から静岡まで来られるお客様もいらっしゃいます。

 

だから、あなたが真剣にいい眠りを手に入れたい、とお考えでしたら、きっと私たちが力になれます。

 

もし、来店前に聞いておきたいことがある方は、あらかじめ電話で相談してくださっても構いません。

あなたと寝具についてお話しできるのをスタッフ一同楽しみにしております。