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いなべ物語:第三話

こうして僕は、布団の武者修行へと旅立った。

 

 小学校3年からずっと野球小僧だった僕は中学、高校と進み、大学進学を目指していた。しかし、野球にのめ りこんでいた僕にとって受験は、甲子園以上の高い壁となっていた。結果は悔しくも不合格。翌年も心機一転、布団を作る親父のように、1問1問丁寧に打ち込んだが、結果はまたしても不合格。

 親父は一浪も二浪もしてもいいと応援してくれたが、家のことを考えると、これ以上浪人生活を続けることはできなかった。そんなとき僕はあることを思った。それは大学で学ぶよりも現場で学び、経験を積むということだった。

 そしてあるとき、僕は「俺はこれから三年間修行に行くから、どこか修行先を見つけてくれ」と親父に言った。それを聞いた親父は取引業者や知人友人を片っ端からあたってくれた。
そして、快く引き受けてくれたのが、その当事神奈川県ナンバーワンの横浜のお店だった。

 そこは綿を打綿したり、うち直しする工場を持っている布団屋さんだった。布団の製造から販売、お客さんのフォローと全てを学ぶことがきるお店で、まさに僕にとって最高の環境だった。

 最初の1年目は、打綿したものを神奈川、東京の布団屋さんに届けることをした。一生懸命布団屋さんを回り、布団屋さんとの関係を作っていった。各布団屋さんの実情を学ぶのには最適な期間だった。

 しかしその1年間の学びと経験は僕の今までのこと、そして父親のことすらも否定するようなものだった。小さい頃から親父の仕事を見てきて、知識には自信があったがいともカンタンに崩れ去ってしまった。職人側と販売店側、そしてお客さん側と三者の現状と求めているものに大きな違いがあったからだった。お客さんに最高の眠りを提供したいと思っていた僕にとっては、大きく心が揺れ始めていた。

 そして二年目にあるお客さんの部屋に伺ったときに衝撃的な光景を目にして、僕の決心は固まったのだった。


修業時代
夢中で学んだ修行時代。布団を打ち直しています。


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井鍋物語:一覧

いなべ物語:プロローグ「あるのは、眠りに対する想いだけだった。」

いなべ物語:第一話「僕の瞳には、職人の親父がかっこよく映っていた。」

いなべ物語:第二話「全ては、あのとき父親に言ったことから始まった。」

いなべ物語:第三話「こうして僕は、布団の武者修行へと旅立った。」

いなべ物語:第四話「なんで布団は、こんなひどい扱いをされているのだろう…。」

いなべ物語:第五話「あの日僕は、眠り業界の現状を変えたいと強く思った。」

いなべ物語:第六話「どうしても親父の布団をみんなに広めたくて…。」

いなべ物語:第七話「あの出逢いが、僕のこだわりを実現するきっかけになった。」

いなべ物語:エピローグ「だから僕は、今日も眠りについて熱く語る。」



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