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いなべ物語:第二話

全ては、あのとき父親に言ったことから始まった。

 

 それは突然やってきた。僕が小学校3年生のときだった。近くに、田舎の町としては、どデカイ某有名大手デ パートができた。いくら小学生とはいえとても心配だった。布団屋のうちが大丈夫なのかって。ある日、茶の間で親父と母親と僕の姉の3人が話していた会話を、偶然通りがかった僕は聞いてしまった。聞く気は全くなかったが、あるコトバが僕のココロとカラダを一瞬にして止めたのだった。

 それは、大手デパートの影響で、家の売上が激減してしまっているということだった。僕はショックだった。心臓が強く締め付けられる感じがした。その痛みに耐えられなかった僕は、茶の間に入って行き座っている親父の間の前に立った。自分でもなぜ、父親の前に立ったのか全く分からなかった。その直後、口が勝手に開き、あるコトバが飛び出したのだった。

 「俺は絶対大きくなったらこのデパートよりデカイ布団屋になるんだ!この店をデカクするんだ!」

 親父の布団屋を継ぎ、大きくすると宣言してしまったのだった。言った自分が驚いた。正直「言ってしまった・・・後に引けない」という気持ちがいっぱいに広がっていた。それと対照的な親父のなんともいえない表情と姿が、今でも僕の脳裏にはっきりと焼きついている。

 その後小学校の僕の卒業文集にも、某大手デパートよりでかい布団屋になるって書いた。親父の布団屋を大きくすると言っているものの、正直100%できると思ってもいなかったし、大きくできるかどうか確信は全くなかった。たぶんそれ以前に、何か親を助けたいという気持ちがあったんだと思う。その後迷いや不安はあったものの、親を助けるために布団屋の道を歩んだのだった。

 そして、僕は布団の奥の深さを知ることになるのだった。


本当に若かった
少年が大志を抱いてしまいました。


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井鍋物語:一覧

いなべ物語:プロローグ「あるのは、眠りに対する想いだけだった。」

いなべ物語:第一話「僕の瞳には、職人の親父がかっこよく映っていた。」

いなべ物語:第二話「全ては、あのとき父親に言ったことから始まった。」

いなべ物語:第三話「こうして僕は、布団の武者修行へと旅立った。」

いなべ物語:第四話「なんで布団は、こんなひどい扱いをされているのだろう…。」

いなべ物語:第五話「あの日僕は、眠り業界の現状を変えたいと強く思った。」

いなべ物語:第六話「どうしても親父の布団をみんなに広めたくて…。」

いなべ物語:第七話「あの出逢いが、僕のこだわりを実現するきっかけになった。」

いなべ物語:エピローグ「だから僕は、今日も眠りについて熱く語る。」



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